学校へ行きたくないその2
また。朝になって学校に行きたくないと。
理由は前回と同じ同級生とのいざこざ。
小3男子は皆が自分の正義を掲げてぶつかる。
そして1年前と大きく違う所は、引きずるようになったこと。前ばかり見ていた低学年と違って、後ろを振り返られるようになったということ。
息子はクラス全員が敵だと思っている。
やっかいなフィルター。
「恨んでても仕方ないよ、恨みを持つことで辛くなるのは自分。
残念ながらこんなことは人生でたくさん起きる。
相手を後悔させたくて休んだり怒ったりアピールしても、案外誰も気づかないし見ていない。
構って欲しい時は素直に伝える方がいい
許すことはすごいこと。
ママはいつでも味方だよ。」
そんなことを言ったかな。
全部跳ね返されたけど。
辛いなら休めばいい。
でもいざこざの中で解決の経験を積んでいくのも貴重な財産。
「嫌なことがありました、ハイ休みます」それでいいの?
経験を積むチャンスを遮断してない?と自分に問う。
(私って結構ブラック企業体質かも?)
何が正解か分からない。
結局二日休ませたら、次の日はケロッと学校行くと。
遊びたくなったらしい。友達のことはまだ許せないけど、みんなが楽しく遊んでいると思ったら悲しくなったと。
へ?と拍子抜け。こっちはすごい悩んでいたのに。
安堵と疲れの大きなため息が出る。
でも「恨んでても仕方ないしさ。友達とはまだ遊ばないけど学校行く。僕はいつでもママの味方だからね」と。
私の説得は跳ね返されたと思っていたけど、ちゃんと届いていたんだ。